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ギターに使用される木材。種類と音の特徴をまとめてみました。

ギター

ギターの音づくりに多大なる影響をあたえる木材。どんな種類があって、どんな音の特徴があるのか?

初心者にかぎらず、ギタリストにとって、木材の特徴を知っておくことは、ギター選びの際も役立つと

思います。ギターに使用される主な木材の種類と音の特徴などをまとめてみました。

ギターのボディ材の種類

ギターボディ材_アッシュ・アルダーの比較

ギターボディ材_ポプラ・マホガニー・コリーナの比較

ギターボディ材_メイプル

アッシュ材について

ホワイトアッシュ、スワンプアッシュ以外でギターのボディ材でアッシュとうい名が付いて流通しているもの

があります。実際どういうモノか疑問に思いますよね。よく耳にする2つのアッシュ?について解説します。

ライトアッシュ・・・・・軽いアッシュ材という意味で、ホワイトアッシュでも、スワンプアッシュであっても            「ライトアッシュ」と表現されることがあります。本物のアッシュ材ですね。

ジャパニーズアッシュ・・日本産のアッシュではなく【セン】と呼ばれる木材でアッシュとは全くの別モノ。             見た目が似ている為そう呼ばれることがあるみたいです。もう少しつっこむと               アッシュはモクセイ科トネリコ属、センはウコギ科ハリギリ属なので違うモノ。              肝心の音はというと、アッシュ材と比べると音の明瞭度は落ち中域が強調され、              低域高域がぼやけた感じのサウンドです。

マホガニー材について

マホガニーと称する木材も様々存在します。しかし本当のマホガニーは以下の3種類しかありません。

 

【マホガニー➡センダン科マホガニー属】

①Swietenia mahagoni (和名)マホガニー・・・・・通称キューバンマホガニー キューバフロリダ半島南部産

②Swietenia macrophylla(和名)オオバマホガニー・・通称ジェニュインマホガニーホンジュラスマホガニー                        北米から中南米の広域に分布している。

③Swietenia humilis(和名)メキシコマホガニー・・・通称ホンジュラスマホガニー メキシカンマホガニー                          グアテマラやホンジュラス メキシコ南部に分布

 

上記の3種類の内、①、②のホンジュラス産 ③がワシントン条約で規制の対象になってます。

その為、数も少なく、価格も非常に高騰している為、現在本当のマホガニーでつくるギターは激減しています。

(特にホンジュラスマホガニーはギター業界で希少価値がある) そこでマホガニーと見た目や性質が似た木材に

名前の一部にマホガニーと付けて代替材とて流通させるのですでは代替材はどんな物があるのかというと

 

アフリカン・マホガニー・・・名前どおり原産地が西アフリカから中央アフリカの樹。センダン科カヤ属                 性質、見た目がマホガニーと酷似してる。

サペリ・マホガニー・・・・・アフリカ赤道付近が原産地。センダン科エンタンドロフラグマ属                     ストライプ状の木目など見た目もマホガニーと似ている                         本物と比べると若干柔らかい。

フィリピン・マホガニー・・・フィリピン産の木材。フタバガキ科ショレア属 別名レッドラワン                    硬さ、重さがマホガニーと似ている為、こう呼ばれる。

 

その他にも、チャイニーズ・マホガニーとか色々あるみたいですが、ギターメーカーの多くがマホガニー

として使用している木材は、アフリカン・マホガニーです。良識あるメーカーはアフリカン・マホガニー

であることを公表しています。ただカタログ等の表記はマホガニーだけの物がほとんどです。

またサペリ・マホガニーもサペリとしての材の名前が広く知られているので【サペリ】として表記している

ことが多いです。(例 Taylorのギター等)どうしたら見分けられるかといいますと、値段で判断するしかな

いかと。ただ本物のマホガニーを使用している物は、非常に高価ですしその場合は【ホンジュラスマホガニー】

とか表記するでしょう。希少価値があるのでそれをわざわざ隠して売るなんてことはないでしょうから。

メーカーも原産地くらい表記してくれればいいんですけどね。食品だったら人造イクラを本物と表記して売った

ら大問題ですよね。ギターだったらマホガニーでないものをマホガニーとして売っていいんですかね

マホガニーを謳ってもいいけど、アフリカンマホガニーとかフィリピンマホガニーって表記して欲しいです。

ギターのネック材の種類

ネックの木材は主に、メイプルとマホガニーの2種類です。

ギターネック材_メイプル・マホガニー

指板(フィンガーボード)の木材の種類

指板に使われる木材は、主に3種類 メイプル ローズウッド エボニー です

ギター指板材_メイプル・ローズウッド・エボニー

ローズウッド材について

ローズウッドもいくつかの種類があります。

 

インディアン・ローズウッド・・・・・主要原産地はインド。現在最もつかわれている材。

ブラジリアン・ローズウッド・・・・・ブラジルが原産国。以前は最も多く使われていた材。別名ハカランダ                   現在、絶滅危惧種指定されており、入手困難というより不可

ホンジュラス・ローズウッド・・・・・中南米が主要原産地。ハカランダの代替として使われる。

マダガスカル・ローズウッド・・・・・主要原産地はマダガスカル。ハカランダと外観が似ている。                       ハカランダの代替品として使われる。

 

ブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)が1992年にワシントン条約で絶滅危惧の指定である附属書1に登録

されローズウッド材では一番使用されていたハカランダが使用できなくなり、代替材として、インディアン

ローズウッド、ホンジュラス・ローズウッド、マダガスカル・ローズウッドが使用されてきましたが、2017年

ワシントン条約でこの3種のローズウッドも、ハカランダの附属書1に比べれば厳しくはないのですが附属書2

に登録され、規制を受けて、ローズウッドは入手困難で高価な材となってしまいました。

それが2019年8月の会議でブラジリアンローズウッド(ハカランダ)を除くローズウッドが規制からの免除される

ことが決まりました。2019年11月26日以降に規制免除が開始されます。ハカランダは依然規制されますが、

他の3種類のローズウッドは徐々に流通が増えて、入手し易くなると思います。

まとめ

ギターは木材から作られており、キダーに使用される木材には様々な種類があります。ここに書いたものは

ほんの一部です。また、木材は天然資源なので、少なからずその時代の環境に左右されます。

近年は特にそういう傾向が顕著です。そういった木材の事を知ることで、自分のギターに愛着が湧きませんか?

ギターに愛着があることは、ギター上達の一番の要素であると思います。

ギター初心者向
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