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ギターのピックアップはどんな種類があるの【それぞれの特徴を比較】

ピックアップ ギター

ギターのピックアップって音を拾うギターの心臓のようなモノです。

構造的なことを解説すると、ひじょーに長くなるのと、かえって困惑すると思うので今回は、

シングルコイルとハムバッキング、パッシブ・アクティブと言葉は聞くけど実際はどんなもの?

という特に初心者の人にわかりやすく解説します。

ピックアップの種類は大別すると2種類

ギターのピックアップはシングルコイルハムバッカーの2種類です。

シングルコイル

ギターピックアップ_シングルコイル

見た目と名前どおりコイルが1列のものです。

きらびやかで歯切れがよい音。特に突き抜けるような高域が特徴。

ピッキングに対する反応も良い。出力は低い。ノイズを拾いやすい。

主にフェンダー社のギターに搭載されていることが多い。

フェンダージャズマスターに搭載されているモノやギブソンのP-90など

大きさがハムバッカーでも実はシングルいうピックアップもある。

ハムバッカー

ギターピックアップ_ハムバッカー

シングルコイルが2列並んだような見た目のものです。

ローミッドが強く、甘く太いサウンドが特徴。

出力も高くパワフル。ノイズに強い。

パワーがある為ハードロック系のギタリストの使用が多い。

主にギブソン社のギターに搭載されていることが多い。

シングルコイルサイズのハムバッカーもある。

アクティブタイプとは?パッシブタイプと何が違う?

ピックアップの種類はシングルコイルとハムバッカーの2種類とお話しましたが、実はまた別に2つのタイプ

のピックアップが存在します。それがアクティブタイプとパッシブタイプです。

何が違うのかと言いますと、簡単に言ってしまえば、電池が必要なのがアクティブピックアップ、電池が不要な

のがパッシブピックアップです。今売られているギターはほとんどパッシブタイプです。元々エレキギターが

発明された頃は、パッシブタイプしかありませんでした。それをもっと良いものをと研究され1970年代に

登場したのがアクティブピックアップでした。内臓のプリアンプで音を増幅させ、通常ハイインピーダンスで

出力されるものをノイズに強いローインピーダンスで出力します。「じゃぁ アクティブピックアップの方が良

いんだ!」って思いますよね。ただそう単純にいかないのです。音の感じ方なんて人それぞれですから。

ここでは、アクティブピックアップのメリット、デメリットを紹介します

アクティブピックアップのメリット

ノイズが少ない

ノイズを減らすことを目的として開発されただけあって、パッシブタイプの量とは雲泥の差があります。

パワフルなのでよく歪む

アンプで増幅して出力するので、良く歪みます。ヘビメタのギタリストに使用者が多いのもうなづけます。

また内臓プリアンプがあるので、特有のコンプレッション感があり、演奏しやすく感じる。

クリーンはよりクリーンになる

クリーン設定の時、アクティブ特有の雑味のないクリーンな音になるので、エフェクターのりが良く感じます

アクティブピックアップのデメリット

電池が必要

あたりまえですが、電池が必要。電池によっても音が変わります。交換を忘れたり、意外と面倒くさい。

機械的な音質になる。

搭載されている電気回路の特性が音質に影響します。アクティブくさいとか言われることもあります。

特有のコンプレッション感が好きな人はメリットになりますが、そうでない人にはデメリットです。

ギター特有の温かさや、自然な感じの音(要するにパッシブピックアップの音)は出せないと思います。

ピックアップのおススメは?

結論を言えば、特におススメはありません。人によっておススメが違います

実際弾いてみたり、好きなアーティストが何を使っているのか調べたりして、自分の好みを見つけてください。

その際にこの記事が、少しでも参考になればうれしいです。

ギター初心者向
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